ルーク&サリー・デュレット夫妻は30年におよぶ万華鏡制作の経歴を持ち、異なった素材も駆使して、ユニークな作品を創り続けています。 彼らの創る万華鏡は高品質で、時間が経っても美しさが失われることはありません。
この作品は,彼らの工房名が「シークレット・ガーデン」であった1991年から93年にかけて制作されたヴィンテージ作品でありますが、2013年にデュレット工房から譲り受け、大切に保存してきました。セルの蓋を開けることができる作品ですので、その際にデュレットさんがオブジェクトのドライフラワーだけ新しいものに交換して送ってくださったものです。
タペストリーの生地をクッションを入れて筒に巻き付け、ブレイドや縁飾りなどで美しく装飾しています。セルの横から光を入れ、花々が咲き乱れるような映像の展開です。ポプリは、筒の下の方、前面にレースの小袋に入れて飾られています。こちらは制作当時のままですので、残念ながら香りは失われていますが、御姉妹の名前をつけた作家さんの心のこもった万華鏡であることが良くわかります。
先端部のオブジェクトセルを回して色合い豊かな花模様を楽しみます。
30-60-90度のスリーミラーシステム。
長さ:175㎜ 幅:58㎜ 奥行き:52㎜